思いやり
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1枚の写真の中に意外性や物語性、社会性などを表現した写真
我が師いわく『読む写真』である
見た目の綺麗さ派手さはなくても様々な要素が撮り手のメッセージが詰まった写真
私も『はっきり・すっきり・どっきり』を頭に浮かべながら『読む写真』に挑戦するが
本当に難しくて作品に出来るような写真はなかなか撮れない
たまに自分のイメージに近い写真が撮れそれがコンテストに入賞した時などは
順位を別にして本当に嬉しいものである
そんな写真のメイン被写体になるのはやはり人物が多い
もちろんモデルでない普通の一般人
そうなると問題になるのが肖像権、いわゆるプライバーシーの問題である
様々な考え方があり議論もされているが私的には一般の方々の肖像権は必要であろう
コンテストの応募規定にも人物を撮った場合はその人の承認を得ることが明記されている
しかし声を掛けて撮影させてもらうとなかなか自然の表情が出ず
またあれこれポーズを注文すると演出写真の不自然さが感じられる
『真(真実)を写す』からは離れた写真になってしまう
昔と比べて本当にスナップ写真は撮りにくくなったと言われているし実際そうであろう
しかしそれを嘆いていてもはじまらない
被写体になる人物の気持ちを尊重しながら
撮らせてもらってありがとうの感謝の気持ちを忘れずに
そうすればいい作品に巡り合えそうな気がする・・・
親子の絆 ※本文とは関係ありません
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