ブロで走った2府3県③~ゆるり中山道(後編)~
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おもいっきりダメ人間化しております(苦笑)
帰ってコタツに入り座椅子の背もたれを倒した瞬間に寝てしまいますね。
布団で寝たのんっていつやったかな?って考えないとアカンくらいですわ(汗)
これから暫くコタツの魔力との戦いになりそうです。
話は変わって今日の記事は中山道の後編をアップしますね。
前回はこちら
里山の景観の続いた番場地区、最後のあたりで番場宿の立派な石標がありました
番場を過ぎ少し走ると醒井宿に到着です。
ここ醒井宿は地蔵川の清流が流れ梅花藻が綺麗なところです。
梅花藻の花が咲く時期に訪れてみたいですね。
かなり宿手前にあった古い郵便局
宿場町に洋館ってのも変わってますね。
有名な地蔵川の清流
梅花藻の花の代わりに落ちた紅葉が流れていれば絵になるでしょうね。
しかしこのあたりの紅葉も未だ半分って感じでした。
川沿いにあった紅葉をパチリ
霧で葉はしっとりとしてました。
中には入りませんでしたが確か醒井宿の資料館だったと思います
使用されているのか定かではないですが何かしらの塔
これも使用されているのか分からない公会堂
これはハリヨという魚
地蔵川に生息する魚で産卵の時には巣を作るという非常に珍しい魚だそうです。
そういえば先日NHKのテレビでも特集されていましたよ。
生態もかなりユニークな魚でした。
小さな神社に半分ほど色付いた紅葉があったので暫し撮影
うーん、こんな寒い場所でもこの程度の色付きなんで今年の紅葉はかなり遅い感じですね。
この日は時間も早かったので通りのお店も閉まってましたがもっと遅いと賑やかになるのかも。
細い路地のようなものも見受けられたので歩きながら写真を撮りたい場所ですね。
神社内にあった石像地蔵菩薩座像
赤い本体に笑顔っぽい表情の像がちょいと不気味な感じがしないでもないですが(苦笑)
醒井宿を出て再び中山道を走ります。
この頃から霧の完全にはれていいお天気になってきました
道端にあった紅葉も光が当たると映えます
ん?なんじゃ??道がえらい濡れてるぞ???
と思ったら道の真ん中に付けられたスプリンクラーから出てました。
このあたりは積雪地域。
これからの時期に備えて試運転してたんでしょうね。
ちょろちょろとしか水が出てなければいいのですが場所によっては噴水みたいな所が(汗)
なるべく水がかからないように走りましたが多少は濡れてしまいましたよ(涙)
まあ地元の人もまさか人が来ると思ってなかったんでしょうね(苦笑)
スプリンクラー地帯を抜けると柏原宿へ
旧街道の趣を残す建物をパチリ
柏原宿まで来ると近くに伊吹山が眺められるはず。
街道筋から逸れて伊吹山の見える場所まで行きます
伊吹山の山頂あたりはかなりの雪化粧でしたよ。
こんな風景を眺めるともうすぐ冬やなあって思いますね。
再び街道に戻りさらに先へ進みます。
柏原宿を抜け暫く進むとこんな表示が
ついに2県目になる岐阜県までやって来ました。
せっかくなので県境はブロを置いて記念写真
芭蕉の俳句が刻まれた立派な石標も建てられてました
国道21号線を跨ぐと歴史的にも有名な関ヶ原町です
あの天下分け目の合戦と言われた関ヶ原の戦いは超有名ですがもっと昔の壬申の乱の時もここで合戦がおこなわれました。
なので史跡の多いところなんですね。
初冬を思わせるような風景
南北に流れる藤の関川
現在は藤古川と呼ばれますが壬申の乱の時この川を挟んで合戦がおこなわれたそうです。
それにしてもこの地は合戦を呼ぶのでしょうか。
有名な不破の関跡
壬申の乱の後天武天皇が通行人を取り締まるために作った関所です。
関所って江戸時代のイメージがあったのですがもっと古くから作られたのですね。
この関はこれ以後の文学作品にもたびたび登場するほど有名だったようです。
ここは春日神社のある福島正則陣跡
天下分け目関ヶ原の合戦の史跡ですね。
中山道より北側に多くの史跡が残っているようですがこの日は寄りませんでした。
まあまだまだ先は長いですからね(苦笑)
これも合戦の史跡、西首塚
合戦で戦死した兵を埋葬したところ。
この日は立ち寄りませんでしたが東首塚もあるようです。
関ヶ原の幾つかの史跡を巡った後またまた街道を走って先へ進みます。
関ヶ原宿に入ったあたりで東屋を発見
ここで朝昼兼用のご飯にします。
旅のお供に持ってきたジェットボイルでお湯を沸かします
んで作った合戦ラーメン♪(注ただのカップ麺)
いや~外で食べるカップ麺ってなんでこんなに美味しいの?っていうくらい美味かったっす(笑)
やっぱりこの時期にはジェットボイルは必需品ですわ。
更に温かいインスタント珈琲も飲んで大満足しましたよ。
暫し休憩の後出発
東屋あたりにあった松並木
これほどの松並木が中山道に残っているのはここくらいのようで珍しいそうです。
かつてこの木陰で旅人は休憩したのでしょうね。
だからそれにちなんで最近になって東屋が建てられたのかもしれませんね。
松並木を抜けて少しだけ国道21号線を走ります。
途中でJRの踏切を渡り着いたところが垂井宿です
ここ垂井宿は春に山車が出る祭りがあるのですがなかなかいいお祭りですよ。
街道筋にあった立派な鳥居
この宿は街道の幅も広く当時もかなり賑わった宿のような感じがします。
だからかな、他の宿に比べて古の雰囲気や趣があまり感じられないんですよね(苦笑)
たくさんある路地をウロウロする方が旧街道の雰囲気を味わえるかもしれないですね。
宿を出て相川に架かる橋を渡ると
ついに美濃路との分岐、追分に到着です
ここで中山道とお別れし美濃路を走って名古屋を目指します。
ここからは先は初めて走る道、どんな道なのかワクワクしてきます。
子供の頃、自転車に乗って知らない場所へ行くあのドキドキ感でしょうかね。
オッサンになっても少年の心は持っているってか!(笑)
さて一路名古屋を目指すワシ、この続きはまた後日アップしますね。
つづく