初めてのライカ
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試写を兼ねたデビューはtac-phenさんと行った湖北桜巡りの時であった
ポジ3本を撮り現像に出していたのが今日に出来あがった
デジタルにはないワクワクドキドキ感を味わいながら確認していくとあの時の様子が思い出される
レンジファインダーのライカM6、自分にとってはとても新鮮なカメラである
新鮮と言っても一眼のようにファインダーで見た絵がそのまま写真にならない
ボケ具合などは確認できないのである
ファインダーに枠が表示されその枠内が写る範囲である
ピントは真ん中で距離計を使った2重画像合致で合わせていく
満開の桜の一部の花びらにピントを合わせようとすると周りの桜の花びらに邪魔されて合わせにくい
そしてシャッター速度は最高1000分の1秒までしかないので
先日のようなピーカンではなかなか絞り開放で撮れないのである
そんな今の時代のカメラと比べるとすごく使いにくいのであるがその使いにくさが新鮮でたまらなくいい
カメラに撮らされたのでなく自分で撮ったという意識を感じさせられるのである
湖北で撮った写真は露出のテストなども兼ねての試写であった
予想通り出来上がりは全体的に少しアンダー気味の写真が多かった
私的にはアンダー気味の写真が好きなのでいいのだが次回はもう少し露出も考えて撮らねばなるまい
今回現像はネットで見つけたところで依頼し全コマをCDにスキャンしてもらった
ちょっとスキャン画像は明るくなっているが実際はもう少しアンダーで色が濃く写っている
ただ少々気になる写真もあった
左側が暗くなっているのである
ひょっとしたらシャッターに問題がありいきなりオーバーホールが必要かも
普通なら大問題ですぐに購入店に持って行ってクレームをなんて感じだが
ライカなら『まあこんなもんやろ、機械式カメラやし』となるのである
こんなところもある意味ライカの魔力なのかもしれない
とにかくもっともっと使いこんでいきたいそんなカメラなのである
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