甦る記憶~ネオプリで伊勢路を巡る~
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予想外に早く到着した伊勢神宮外宮。
中を見学してからぶらりと伊勢周辺を巡ってみることにします。
伊勢と言えば修学旅行などの学校行事に加え子供の頃の唯一の家族旅行で行った場所。
当時は伊勢ばっかりで嫌だったんですよね(笑)
あれから30年以上経った今、どんな感じなのか楽しみでもありました。
まずは到着した外宮から巡ってみます
神秘的でなかなかいい感じ
子供の頃は別に何とも思わなかったんですけどね(苦笑)
年をとるとこういう場所が好きになってくるんですよね。
この日も大勢の参拝客が来てました。
外宮内には色んな宮が
パワースポットなる石
昨今こういうたぐいのものに人気があるようですね。
ほんまに御利益あるんやろか?
外宮を後にし内宮へ向かいます。
国道は結構混雑していたようなので内側の旧街道のような道へ。
写真は撮ってないですが車も殆ど走らず旧家も残っておりなかなか風情のある通りでした。
内宮入口の鳥居
外宮よりも内宮の方が人出が多かったような気がします
内宮を流れる五十鈴川
綺麗な川です
この五十鈴川にも思い出が・・・
僕が通っていた高校は全国的にも珍しい神道を崇拝する学校だったんです。
そして1年の夏休みに2泊3日で伊勢神宮方面へ出掛けるのですがこれが旅行ではなく神道の行事。
『禊ぎ』って言葉がありますよね。
これは『身削ぎ』から派生した言葉で身を清める意味があるのですが行事って言うのは五十鈴川に浸かって身を清めるってことなんですよ。
案内役のジジイ・・・じゃなかった御老人がフンドシに鉢巻きの姿で先頭に立ち『エイヤ』の掛け声と共に五十鈴川に浸かっていきます。
その後ろから我々が競泳用の水着と鉢巻き姿で浸かっていくんですよね。
それを早朝から2日間連続で行うのですが真夏といえど水は冷たくおまけにめちゃくちゃ恥ずかしい。
でも絶対に禊ぎをやらないと卒業できなかったんですよね(苦笑)
まあ今となればいい思い出です。
これは本宮
参拝は諦めました(苦笑)
年老いた感じの神馬も
葦毛の馬といえばやっぱりオグリキャップでしょう(笑)
内宮を後にしおはらい町へ
母親と食べた赤福氷を30年ぶりに食べようと思ったのですが人の多さに負けました(汗)
それにしても伊勢神宮と周辺はかなりの人で賑わってましたよ。
伊勢神宮を出発してからこれまた30年ぶりに二見が浦を訪ねてみます。
ここは小学校の修学旅行で泊まった場所。
ちょっとした記憶をたどる旅ですね。
二見が浦に入る前に見つけた豚まんのウァン
ちょっと小腹がすいたので買ってみます。
お店の方に今食べるように一つだけ欲しい旨を伝えると椅子がある店内で召し上がってくださいとのこと。
愛想の良い店員の方で非常に気持ち良かったです。
お言葉に甘えて店内で頂いた豚まん
一個180円でボリューム満点。
中身のあんも多くて美味しかったです。
店員さんに聞くとここが本店で高速のサービスエリアなんかでも販売しているそうです。
お腹も膨れて二見が浦へ。
思い出の旅館とお土産屋さんが並ぶ場所
伊勢神宮の人出とうって変わって閑散とした通り。
石畳の真新しい道がさらにわびしさを増長しているような印象。
僕らが来た時は賑わいまた前のお土産屋さんも繁盛していたのに今では開いている店が一店ほど。
宿泊した旅館も残ってないような感じでした。
時代の流れとはいえなんか寂しい気持ちになりましたね。
そんな気持ちのまま夫婦岩のある二見興玉神社へ。
ここはまだ人が多くてなんかホッとした感じです(苦笑)
天の岩屋
天照大神がお隠れになったとされる岩で神話の有名なお話ですよね。
二見興玉神社を後にし二見が浦にあった赤福のお店で待望の赤福氷を食べます
30年ぶりに食べた赤福氷は記憶のままの味でした。
宇治金時とは一味違う味わいで『うん、これこれ』なんて心の中でつぶやいてましたよ(笑)
その後鳥羽に行こうかと思ったのですが赤福氷も食べれたし翌日の仕事を考えてここらで戻ることに。
宇治山田駅まで走りここから輪行で戻ってきました
この日の走行は上本町から自宅まで自走した距離を加えると190㎞弱くらい。
まあまあの距離を走りましたが疲れはそれほど感じなかったです。
ネオプリマートは本当に楽な自転車ですね。
クロモリなのかホイールのお陰なのか分かりませんがとにかく走っていて楽しくそして疲れにくい自転車だなって感じです。
今後もロングライドの相棒として色んなところを走ってみたいですね。